「小博打のススメ」読書レビュー
今回は「小博打のススメ」という、何ともグレーゾーン感の強いタイトルの本を図書館で借りたので、紹介していきたいと思います。
小博打とは?
小博打は、「こばくち」と読み、少額のお金をかけたゲーム、つまり博打よりも小規模という意味での小博打です。
買った方が負けた方にジュースを奢る、といった単純なものも小博打と言えるでしょう。
著者曰く、この本は博打を勧める本ではなく、あくまで小博打を楽しんでもらうための本です。
麻雀
私Seiyaも、一度だけ大学の友達と徹マン(徹夜で麻雀を打つこと)をしたことがあるのですが、初めての麻雀なのでルールを覚えるのに手一杯で、あまり楽しむ所まで行けなかった記憶があります。
ただ、これだけ沢山の人が熱中する遊びです。奥が深く、一度ハマれば抜け出せない魅力があることも、一度の徹マンを通して解りました。
短いスパンで考えれば、運の要素もあるかもしれない。ただ、長い目で見れば強い者が必ず勝つ。それが麻雀というものです。
サイコロ博打
この本で紹介されているものでは、使うサイコロの個数によって、ゲームの名前が決まっています。
サイコロを三つ使うのが「きつね」、二つ使うのが「たぬき」、一つ使うのが「ちょぼいち」です。
基本的な考え方は一緒で、サイコロを振って出る目を当てるというもの。
けれどサイコロの数が違うだけでゲーム性がガラリと変わるのが面白いです。
カードゲーム
この本ではポーカーの説明にかなりの紙幅を費やしている。
博打というのは単純であればあるほど興奮する
引用元:小博打のススメ
この言葉は、数あるトランプゲームの中でもポーカーが"博打向き"という意味でトップに君臨する所以でしょう。
その他のトランプゲームは、良い意味でも悪い意味でもゲーム性があり過ぎるので、博打にはあまり向かないのです。
ところがこのポーカー、知名度の割に競技人口が少ないのです。それは恐らく、博打をする上での"賭け方"の難しさが原因です。
数あるポーカーのルールの中でも、最もポピュラーな「セブンスタッド」のルールが詳しく書かれています。
その他に、「オール」というカードゲームも紹介されています。
カジノ
少し前に話題となった「カジノ法案」というものがありましたね。是非話を進めて欲しいものです。
カジノには「ブラックジャック」や「ルーレット」、「バカラ」など、エキサイティングなゲームが数多くあります。
胴元が儲かるようには出来てはいますが、勿論勝つときは勝てます。その勝った時の興奮を、是非一度でいいから経験してみたいと思いました。
以上です。
この本の中で特に印象に残った言葉があります。
それがこれです。
心理戦において大事なことは、「相手のちょっとだけ上を読む」という事だ。
引用元:小博打のススメ
相手の行動を読むけれど、深読みし過ぎてはいけない。
これは普段の生活にも応用できそうな考え方ですね。
ではまた('◇')ゞ